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富士ゼロックスユーザーによるドキュメントサービスフォーラム（DSF）の創立10周年記念式典及び2007年度中間発表大会が、6月8日、ホテルグランビア京都で開催され、林田桂一氏が会長に、米田和秀氏が副会長に就任した。
DSFは設立当初、オンデマンド印刷の研究活動からスタートし、勉強会の開催、さらには成果表会の開催へと進化を遂げながら運営されてきた。「10年間には苦しい時もあったが、この会だけは新しいことを見せてくれる会にしていこうと、景気の良い話ばかりすることで元気な会になっていった」（前会長・中西秀彦氏）というように、今では企業交流が活発な会として運営されている。
新会長に就任した林田氏は「自分の会社をさらけ出す今までにない会だと思う。皆で共有し、成功し、市場を牽引する会にしていきたい」と挨拶している。今後は、DSFメンバーによるデファクトスタンダードの構築を目指すと共に、社会貢献活動としてスタートした弱視者向けの拡大文字によるオンデマンド本の制作を、ビジネスとして確立することも目指す。
10周年記念として、中西前会長、渡利前副会長、安武理事、前理事の河北氏と井料氏をはじめ会の運営を支えてきた各氏へ感謝状が贈られた。また会場では十周年記念誌も配布されたほか、記念講演会も行われ、JAGATの山内亮一専務理事が「印刷白書2007に見る―印刷業界を巡る大潮流と対応」をテーマに印刷業界の現状について解説した。
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左から、新副会長米田氏・新会長林田氏・
前会長中西氏・前副会長渡利氏 |
なお中間発表大会では チャレンジ07DSF、カラーODP商材開発、テクニカル研究会、営業人材開発、オンデマンド印刷＆出版の未来、経営者の会、拡大文字文庫の取組み、の各テーマの進捗状況が報告された。 |
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資料提供:ニュープリンティング株式会社 プリテックステージニュース
2007年(平成19年）6月25日 |
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