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富士ゼロックスのユーザーによる「ドキュメントサービスフォーラム(DSF)」が取り組む分科会の一つ「オンデマンド印刷&出版の未来」会が、七月十三日、コンテンツワークス(株)に訪問し、オンデマンド写真集「photoback(フォトバック)」をはじめ、オンデマンド事業への取り組みや市場について研修した。
コンテンツワークスは、ブック・オン・デマンドを含むコンテンツの販売、コンテンツの企画・制作から配信、書籍・雑誌の編集など、コンテンツに関する様々な事業を行っている。特にフォトバックはパーソナルユースをターゲットに展開し、運用実績を伸ばしている事業で、簡単に一冊からオリジナルな写真集が制作できるというサービス。サイト(http://www.Photoback.jp/)にアクセスしてユーザー登録後、画像データをアップロードし、テーマなどに沿ってレイアウトやコメントを入れて編集。プレビュー画面で確認後、注文すると約十日で手元に届く。
編集はシステム化されているので簡単にでき、発注後には自分の作品をネット上で公開するページへ応募したり、ホームページやブログへもリンクできるほか、ネットで閲覧する写真集としてメールで知人に送ることもできる。
同社ではコンテンツのオンデマンド化に焦点をあてて事業を展開してきたが、スタート当初から在庫削減、絶版本への対応という観点でオンデマンド出版を始めており、一冊をいかに安く制作するかを追及してきたという。
オンデマンド出版のニーズを見ると、絶版本の復刻や論文など小部数出版、自費出版よりも、自分のコミュニティのために出すオンデマンド本の需要が伸びており、その代表格となる日記や写真集は「オンデマンドの真骨頂」であり、それがフォトバックの伸びに反映しているのではないか、と同社取締役の荻野明彦氏は分析している。
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コンテンツワークスの荻野氏から説明をうけるDSFオンデマンド印刷&出版の未来会メンバー
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資料提供:「プリテックステージニュース2006年(平成18年)7月25日」 |
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