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事務局の役割
株式会社アクセス代表取締役
熊本コピー株式会社常務取締役
安武史朗社長
 「紙文化の大量印刷・消費の時代は終わり、低価格のオンデマンドバリアブル印刷が主流。これを通じて、多様化する顧客ニーズに柔軟に応えていく」と複写・印刷・情報処理業、株式会社アクセス(熊本市大江五丁目)の安武史朗社長。
 主に官公庁向けに、紙文書のCD-ROMへのデジタル変換など文書管理で実績を積み重ねてきた。最近では、オンデマンドバリアブル印刷による卒業証書の印刷事業を展開している。
 「膨大な手書き作業の効率化はもちろん、多彩な色使い、印字で本物さながらの印刷も実現。限られた予算で高品質のカラー印刷ができ、県内でも四十校程度の実績を残し、急速に増えつつある」とニーズの高さを語る。
 このほか、全国規模の模試結果をデータで受け取り、個人別に成績、志望校ランクなどを印刷。西日本地区を担当しており、物流業者との連携により二日で発送と差別化を図っている。これら付加価値の高いサービスにより、03年10月期は増収増益、関連の熊本コピー株式会社も増益を実現している。
 今後は「従来、感性や経験に依存していた営業を変えていきたい。一環として顧客、営業、見積情報を社内ランで共有化し、営業の組織化、科学化に努めていく」と抱負を語った。(熊本市出身、五十七歳、青山学院大学卒)
 複写・印刷・情報処理業の株式会社アクセス(熊本市大江五丁目、安武史朗社長)はこのほど、大学模試結果の印刷業務を開始した。少部数、低価格のオンデマンドバリアブル(少部数可変)印刷の特性を生かしたサービスで、各人ごとに試験結果、志望校判定などを印刷する。すでに全国規模の大学模試において、西日本地区の印刷を担当しており、物流業者との連携により二日で結果を発送している。完全データの引き渡し方式で、同社では一回当たり約二千人分、年間六回の受注を見込んでいる。同社では「迅速な発送体制でサービスの付加価値を高めた。今後も独自の技術力と最新設備でオンリーワン企業を目指していきたい」と話している。
 複写・印刷・情報処理業の株式会社アクセス(熊本市大江五丁目、安武史朗社長)はこのほど、院内医薬品集の製本・印刷事業を開始した。小部数、低価格などを特徴とするオンデマンドバリアブル印刷を生かしたサービス。病院では年一、二回の割合で取扱う医薬品の追加変更があり、主な利用対象が医者と限定的なことからコスト削減などの面でニーズがあった。製作にあたっては医薬品の完全データ入稿によるデータベース化により、出力などの面で機能性を高めており、すでに県内でも引き合いがあるという。同社では「特に総合病院など取り扱い薬品が多い場合に有効と考えている。今後は高品質の商品づくりを通じて、医薬品取扱いの利便性、安全性向上に寄与していきたい」と話している。
資料提供:くまもと経済・株式会社地域情報センター
2004年3月号『週刊経済』 『くまもと経済』 より