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トップページ > 会員各社の事例紹介 > みつわ印刷株式会社 > オンデマンドで適時適量無駄なく効果的な印刷物を
DSFとは
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事務局の役割
渡利敏弘 元社長
制作から在庫管理まで効率的に

みつわ印刷株式会社(渡利敏弘社長)は、カタログ、ポスター、PR紙、各種マニュアル、販促物等の印刷物を企画から印刷、加工、配送まで一貫体制で展開している。高品質で行き届いたサービスの提供を目指して、印刷工程は部数や内容、ニーズによってオフセット印刷あるいはオンデマンド印刷のいずれかを最適な方法で提案。オフセット印刷機5台とオンデマンド印刷機4台(DocuTech 6135 3台、Color Docu Tech 1台)で柔軟に対応する。
オフセット印刷では、CTPを駆使して製造コストの削減を図り、工程管理も徹底している。それに加えてオンデマンド印刷を活用することで、初回はオフセット印刷で大量に作成し、増刷時には適量をオンデマンド印刷する、あるいは初期見本をオンデマンド印刷で行い、市場の反応を確かめてから印刷方式を選択できるなど、用途にあわせた柔軟な印刷工程を実現している。
オフセット印刷とオンデマンド印刷を使い分ける事で無駄な印刷物を減らし、急な増刷にも対応できるのである。
効率的な印刷ソリューションの提案で
オンデマンド印刷を活用
また、ドキュメンテーションの作成・編集・管理からオンデマンド印刷サービス等を展開する潟純^リクリエイティブと、印刷製品の在庫管理や出庫など物流部門を担当している潟Gムアールピーと連携を図った事業展開をしている。特に、エムアールピーでは、少量多品種の製品をセット配送する「アッセンブリー」にも対応しているので、一貫した効率化が可能だ。
オンデマンド印刷の活用は、在庫管理が不要で、再版リスクも少なく、製版及び刷版工程がないために印刷の初期費用も抑えることができる。特に同社では出版市場に対応したオンデマンド印刷を積極的に展開しており、最近では株式会社ビブロポートが展開している書籍販売サイト「エリバ」の事業にも参画、オンデマンド出版事業に協力している。 また、教材向けのオンデマンド出版や弱視者向け大活字本のオンデマンド出版にも独自に取り組んでいる。いずれも初版は一定の大量部数で制作し、第二版からは適宜オンデマンド印刷で制作するというニーズがある。
オンデマンド印刷による大活字本
中でも弱視者向け大活字本のオンデマンド出版は、1冊からの配布に対応しているので、これまで高額だった大活字本を気軽に弱視者に提供できるということから、新たな読者層の開拓が期待されている。それに加えて大活字本は高齢者も含めたユニバーサルな市場に対応できる印刷物ともいえるのである。
情報のニーズが多様化し、一つの印刷物を大量に配布するシーンも限られつつある一方、顧客ごとに違った情報を提供する手法へとマーケティングもシフトする時代を迎えている。オンデマンド印刷を活用し、適材適所に無駄のないソリューションを提供することで、徹底した効率化を提案しているのである。
東京都江東区深川2-13-9
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http://www.mpg.co.jp
資料提供:プリテックステージ増刊10月25日号