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トップページ > 研究会の活動紹介 > Document Service Forum Reports > 第11号
DSFとは
組織体制
会員要件
活動内容
デファクトスタンダード
研究会の運営方法
事務局の役割

開催ご挨拶
 開会挨拶 DSF会長中西印刷株式会社:中西秀彦氏
 事務局挨拶 事務局富士ゼロックス:小林雅春
 富士ゼロックスからのご挨拶 富士ゼロックス:石束正明
DSF2006運営方針について
研究会発表会
 【経営者の会】みつわ印刷株式会社:渡利孝由氏
 【オンデマンド出版&出版の未来】中西印刷株式会社:中西秀彦氏
 【バリアブルクリーニングソフト開発】株式会社東京文久堂:林田桂一氏
 【カラーODPビジネス開発U】石川特殊特急製本株式会社:吉田昌史氏
 【CVMを活用したビジネスソリューションU】株式会社トーチョウ:行方秀和氏
 【組織営業力強化研究会】熊本コピー株式会社:田村公一氏
 【チャレンジDSF2006】有限会社オンデマンド印刷:生島裕久氏
富士ゼロックスからの最新動向

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中西印刷株式会社専務取締役
DSF会長 中西秀彦氏
  会員の皆様こんにちは。また今年も私が会長をさせて頂くこととなりました。今 年で発足から6年目です。2001年から始まりまして、小学生でいうと6年生になりました。最初のころは、DSFは後々どうなることかと思っておりましたが、今日まで順調に発展を続けることができました。
 この発展も会員皆様の努力の賜物であり、「行きたい時に行き、行きたくない時は行かない、行っても講演を聴いて飲み食いして帰る、そんな会はいくらでもあるではないか。そんな会をもう一つ増やしたところで意味はないのではないか。だから、参加する事を主体にし、何かを必ず作っていこう。」と、DSFの発足時に皆様と決めてからスタートしたのが良かったのだと思っております。
 立ち上げ当初は、そんなにきつい条件でやっていけるのか?とも思っていたのですけれども、逆に厳しい条件にすればするほど、会員の参加意識が強まって、結果的にはよい成果が出てきています。類は友を呼ぶと言いますか、新たな会員もどんどん増えてまいりました。
 特に長年取り組んでまいられました、大活字本の社会貢献活動ですとか、そういうものは、全国的にも非常に大きく有意義な試みとして評価も受けております。これもそれも何もかもが富士ゼロックス社の後ろ盾があればこそなのですけれども、われわれ会員も、ひと味違う会を目指して、これからもまい進してまいりたい
と思います。
 もう来年は7年目。いよいよ中学生です。そういう意味ではひとつの区切り目の年になるかと思います。また今年一年、頑張っていきたいと思います。皆様、今年もよろしくお願いいたします。

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富士ゼロックス株式会社販売本部
プロダクションサービス営業部サービス営業推進室室長

事務局 小林雅春
 先ほど中西会長より、DSFが今年で6年目というお話がありましたが、弊社のDocuTechは、白黒のDocuTech 135がリリースされてから13年目を迎えることができました。これも、会員の皆様のお力があってこそだと考えております。実際、DSF会員各社様の出力ボリュームを調べさせていただきましたところ、去年に比べて白黒は更に伸びて1.7倍、カラーの伸び率としては3倍近くございました。誠にありがとうございます。
 今後も全力でDSFのお世話をさせていただき、皆様と共にもっと事業を拡大を目指していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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富士ゼロックス株式会社常務執行役
石束正明
 昨年の10月から国内販売本部を担当することになりました、石束と申します。今後はお付き合いが出てくるかと思いますので、ご指導ご協力の程、何卒お願い申し上げます。
 この何年かでプロダクションサービス事業の歩みというものを作ってまいりました。2000年以降に商品そのものが大変充実してきていることも、皆様にはおわかりいただけているかと思います。丁度、2000年頃から、「オンデマンド」という言葉を良く見るようになり、印刷業界も本格的にデジタル化に取り組まなければならないというようなことが、この2000年ぐらいから起こってきたのではないかと考えております。
 また、「勝ち組」「負け組」という言葉が出てきたのも、丁度この頃だったと思います。この言葉をある印刷会社様にお話しましたところ「お前は全然印刷業界のことがわかってない。印刷業界は勝ち組と倒産しかない。負け組などという綺麗な言葉ですまされると思ったら大きな間違いだ。」とお叱りを受けたこともございました。そういう意味では、DSFの皆様のような会社が勝ち組であり、古いやり方にしがみついた会社様は、名前は有名でも大変に厳しい状況に追い込まれ、これからデジタル化しようとしても追いつけない。といった状況が最近は起こっております。
 これからも勝ち組の皆様をご支援できるよう、弊社に対してご要望やご意見等がございましたら、是非とも事務局や私ども営業に、色々とお話しいただければと思います。皆様のさらなる発展を大いに祈念いたしまして、引き続き、よろしくどうぞお願い申し上げます。

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 今年からは各研究会へ、きちんと予算配分をしようということに理事会で決定いたした。研究会ごとに必要な額が異なるかと思いますので、配分等に関しては詳細は未定ですが、研究費用として大いに活用していただければと思います。
 理事に関してはプリコの井料様と河北印刷の河北様が退任され、新たに日本工業社の米田様とオンデマンド印刷の生島様が就任しました。特に生島様に関してはとてもお若いので、今後活躍していただきたいと思います。今年の発表大会ですが、1年ごとの地方開催はこれからも続けていこうと思っております。去年の熱海は東京ということで、今年は地方です。日時が既に決定しておりまして、10月13日〜14日で広島となっております。研究会ごとの定例会に関しては研究会ごとにお任せいたしますので、今年も研究・議論を進めて、実のある発表に繋げていただければと思います。
 運営方針とは別の話になりますが、DSFに関する満足度アンケートを去年取りましたところ、全体的に満足度が非常に高い会だということが分かっております。私も色々な会に参加しておりますが、ここまで満足度が高い会は他にありませ
会長 中西印刷株式会社 中西秀彦
副会長 みつわ印刷株式会社 渡利孝由
会計理事 熊本コピー株式会社 安武史朗
会計監査理事 株式会社東京文久堂 林田桂一
理事 株式会社広工 鈴木俊哉
理事 株式会社日本工業社 米田和秀
理事 オンデマンド印刷 生島裕久
ん。他の会に比べて、DSFの方針はなかなか厳しくしていると思いますが、DSFの会員は厳しい方がやる気が出て、成果も出せていますので、今後もこの路線を継承しようと思っております。DSFは業界的にも注目され始めていますので、他の会のお手本になるように、今年も成果を出して生きたいと考えております。
 

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みつわ印刷株式会社代表取締役社長
渡利孝由氏
 今年から新たな会「経営者の会」をスタートさせようと思っています。DSFのメンバーの人たちと、経営者とはなんぞや?というところを考えていきたいと思います。どこの会社でも同じように抱えている問題があると思います。例えば人事の問題ですとか、労務の問題ですとか、今盛んに問題になっているパートタイマーの問題ですとか、そういったものは経営者の側からは、どんな風に捉えていったら良いかというところを、真剣に勉強していきたいと思っています。
 オブザーバーでは私の他に、熊本コピーの安武さんと富士ゼロックス社の吉岡さんに入っていただいております。できれば全員の方にこの会は参加してもらいたいとも思っていますので、よろしくお願いいたします。

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中西印刷株式会社専務取締役
中西秀彦氏
 オンデマンド出版&出版の未来では「印刷物はインターネットに食われているのではないか?」「読み物はインターネットだけで満足してしまって、一般的には自費出版すらされてないのじゃないか?」「本を出すまでもなく、インターネットにホームページを作って満足なのではないか?」といった疑問から、そこをもう一度掘り下げて、ホームページと出版をどうやって結びつけてもらうか、と言うことを研究していこうと考えております。
 バリアブルがない市場にあえて挑戦していこうということですので、まずは成功事例をいくつか見て、そこを見学しながら最終的な結論を出したいと思います。

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株式会社東京文久堂代表取締役社長
林田桂一氏
 昨年の組版ソフト開発は、メーカー側がソフトのバージョンアップ版を発売した事で、DSFでの開発は不完全燃焼のに終わりましたが、今年はバリアブルデータ・クリーニングソフト開発ということで、やっと最終目標に到達したという感じです。今年は10社に参加していただきまして、ソフト開発だけではなくてDSF発足当初からの目標である「DSFスタンダード」「デファクトスタンダード」を目指そうということで、DSFメンバーがお互いに共有可能なデータをつくるということを目標にします。
 それと同時に、スタンダードになりえるマニュアルも作りたいと思っています。DSFメンバーに出すデータは、こう出せば誰にでも簡単にすぐできる。というようなマニュアルを作りたいと思っています。

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石川特殊特急製本株式会社営業部
主任
吉田昌史氏
 昨年は和紙を商材としてペーパーホルダーや団扇等、みうら折りとのコラボレーションなどを実現し、トナーと和紙の相性が非常に良い、という事も発見できました。今年も昨年に引き続き、カラーオンデマンドプリントビジネスの研究を展開していきたいと考えております。昨年よりもさらに皆様がびっくりするような商材を最
低3商品はやってみたいと思います。
 本日の話し合いで「今まで無かったようなミニマムブック」や「驚くほどビックサイズの変わった本」という案が出て、非常に面白そうですので、何とか進めたいと思っています。今年度も皆様を良い意味で驚かせられる商品を作り出したいと考えています。

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株式会社トーチョウ
行方秀和氏
 CVMを活用したビジネスソリューションIIでは、CIM(カスタマーイリューションマネジメント)展開するにあたって、これから新たなビジネスモデルを、どんどん積極的に作っていこうということを考えました。各社が分科会を開催ごとに提案結果を持ち寄って討議していくという形式で、次回の分科会は4月11日に、その経過内容を報告するということになっております。
 今年度のCVM研究会は参加者が少な目ですが、是非、皆様に参加していただければと思っております。

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熊本コピー株式会社
田村公一氏
 内容的には昨年度から引き続きですが、研究会の名前を「SFA研究会」から「組織営業力強化研究会」と変更いたしました。
 昨年度は、営業情報データベースシステムの導入を進めるに際して、システムの導入以前に営業プロセス改善の必要性を感じ、後半からは営業プロセスの棚卸しやスキルや知識の整理に注力していました。
 今年度は、そのプロセスをいかにOA化するか、データベース化するかということで、ジョブの共有化を目指していきたいと思っております。

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有限会社オンデマンド印刷専務取締役
生島裕久氏
 まず、仮でつけておりました「青年会」という名称を「チャレンジDSF 2006」を正式名称とすることにしました。本日の話し合いで取り組むテーマを抽出しましたところ、「社長との意見をどうまとめるか」や「設備投資の仕方」など、色々な意見が出たのですけれども、私どもが取り組みますのは、カラーマネジメント品質基準ということに取り組んでいきたいと思っております。現在、カラーマネジメントの課題は、ODPにとっても非常に重要なことになっておりますし、これから取り組むには一番いいテーマだなと考えまして、今年度はこれに取り組むことに決定しました。
 議題を決めて皆様の意見を聞いてますと、やはり品質上の問題とか実務に携わる者として、毎日切迫している問題を各社さんお持ちのようです。カラーマネジメントの仕方も各社バラバラですので、分科会では参加各社が現場の意見や希望をまとめて持ち寄りまして、最終的に年度が終わるころにはカラーマネージメントに関しては統一され、出力したものがキッチリと揃えられるようになっていたい、といった展開を目論んでおります。
 そしてまた、その方法を会員の皆様に許与できれば、DSFのスタンダードとして、持っていけるのではないかなと考えております。

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富士ゼロックス株式会社
PSBG事業企画管理部
吉村亨
 私どものプロダクションサービスビジネスの取り組みにつきまして、今どういうことを考えていて、またどういう展開を実際にやり出しているのかという話を、少しさせていただきたいと思います。
 会員の皆様の方がお詳しいところかと思いますが、今、デジタルプリンティング市場でどのような変化が起こっているかということを、富士ゼロックスとしてどのように見ているかを申し上げます。まず言えるのが、電子入稿やCTP、インターネットを利用した受発注システムなど、マーケット全体のデジタル化が更に進んでいるということです。また、デジタル化と共に、カラーマネージメントの要求が高まってきているのではないかと考えております。欧米でのデジタル化の普及を見る限り、日本のデジタル化は一歩遅れている感じもありますので、今後数年でデジタルプリンティングの領域も一気に広がってくるのではないかと考えております。
 そんな中、富士ゼロックスとしてはマーケティングをコンセプトとして、エンドユーザー様やグラフィックアーツの企業様へ、さまざまなプロダクションサービスの提供をする事で、トータルとしての付加価値を高められるよう、サービス全体の構造を作り上げていきたいと考えております。ゼロックスグループ全体では、デジタルプリンティング、特にオフィス領域のデジタルプリンティングの領域に関しては他社よりもアドバンテージがございますので、そこにお客様ごとの的確なサービスを提供する事に酔って、価値のあるワークフローやソリューションを提供できると考えております。
 これからも皆様一緒に検討・研究を進めていきたいと思っておりますので、引き続きご指導のほど、よろしくお願い致します。

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