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トップページ > 研究会の活動紹介 > Document Service Forum Reports > 第13号

DSFとは
組織体制
会員要件
活動内容
デファクトスタンダード
研究会の運営方法
事務局の役割


 
 開催ご挨拶
   開会挨拶 DSF会長中西印刷株式会社:中西秀彦氏
   事務局挨拶 事務局長富士ゼロックス株式会社: 森俊宏
 研究会発表会
   チャレンジDSF 2006(有限会社オンデマンド印刷:生島 裕久氏)
   カラーODPビジネス開発 (石川特殊特急製本株式会社: 石川 幸二氏)
   バリアブルデータ・クリーニングソフト開発 (株式会社東京文久堂: 林田桂一氏)
   オンデマンド印刷&出版の未来 (中西印刷株式会社: 中西秀彦氏)
   組織営業力強化研究会 (熊本コピー株式会社: 田村公一氏)
   CVM を活用したビジネスソリューションU
    (・株式会社東京文久堂: 高橋保氏
     ・株式会社トーチョウ:行方 秀和氏
     ・株式会社ムサシ・ユニシステム:依田 清氏)
   経営者の会
     (みつわ印刷株式会社: 渡利孝由氏
     ・株式会社富士ゼロックス総合研究所:吉岡 七五三氏)
 閉会ご挨拶
   閉会挨拶(株式会社広工:鈴木 俊哉氏)
 

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中西印刷株式会社 中西秀彦氏
 この会は1997年に富士ゼロックスの吉岡様が中心となって創設されました。最初は試行錯誤を繰り返し色々なことを試しました。2000年頃に「何かもっとしっかりしたことをやろう」ということになり、今の勉強の分科会や発表大会を行うようになりました。
 これまで京都、熊本、箱根、岐阜、熱海、そして今回の広島で行われ、6回目となります。地方大会開催時は、参加者が少ないという話もありました。しかし、今回は非常に多くの方が参加され、熱心に続けていただいているということがわかりました。
 第一回開催の時、「それぞれの分科会に入って、何か活動しよう」という形で始めたのですが、想像以上に運営が厳しかったですね。それだけ厳しい会が続くのかなと思いましたが、続きに続いてむしろ参加者も増えている。これはやはりDSF、オンデマンド印刷にかける皆さまの情熱のおかげだと思います。
 ここに集った皆さま方に関しましては、工場増設や新設など景気の良い話が聞かれます。非常に研究熱心な会社というのは、それだけ会社自体の業績も伸びていくということですね。
 例えばデジタルカメラ。ソニーが1987年に発売して以来、10年間全く売れない商品でした。それが突然売れた。何が原因か。液晶画面を後ろに付けた、それだけです。後ろに付けることで突然商品力が爆発的に増した。それまでは単に撮るだけで、フィルムカメラの亜流でしかなかったが、後ろに付けることによってポラロイドカメラみたいに外で見られる機能も付いた。そういうことで全く別の商品になり爆発したのです。
 オンデマンド印刷も、その液晶画面にあたるものがどこかにあるはずです。それを探るのが会の役割なので、色々なことをやっています。失敗もしました。1社でやって失敗したら笑い話では済まないですが、10社でやって失敗したら、それはそれで記憶になる。そういう気安さもあり、派手に失敗を続けたこともあります。でも、それはそれで良い経験だったと思っております。
 今日は、この1年間の成果をここで発表して、オンデマンド印刷における液晶画面は何だろうかということを探っていきたいと思います。皆さまお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
 

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富士ゼロックス株式会社 森 俊宏
 皆さん、こんにちは。昨年、熱海で開催していた時、最近はすっかり有名になりました旭山動物園を目指したいと思いました。全国で旭山動物園を真似て2番手、3番手、4番手と色々やっていますが、なかなか追い付きません。なぜなら最初に始めた所には、日常に蓄積されたノウハウが組み込まれています。そこに、先駆者の優位が見て取れるのではないかと思います。
 このDSFもまさしくオンデマンドの先駆者です。今までやってきたノウハウ、あるいは社員の方の努力が、今後ますます大きく力を発揮しながら事業の成長と、オンデマンドの成長を牽引していけるのではないかと考えております。
 この2日間の中で、そのような事例や来年につながるテーマが出てくることを、非常に楽しみにしております。
 既に皆さまもご存じだと思いますが、10月1日から富士フイルムホールディングスとして、富士写真フイルム、富士ゼロックスの2事業会社が経営統合されました。
 併せて、弊社富士ゼロックスの私どものプロダクション事業も、10月1日より製販一体となりました。
 皆さま方に、新たな価値をご提供できればと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 

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有限会社オンデマンド印刷 生島 裕久氏
 カラーマネジメントというテーマですが、ハードウエアのメーカーを見ますと、ミノルタさんが非常に廉価版を出してきており、キヤノンさんは12月にデジカメなどのRGBに力を入れた商品を出すそうです。ホールディングス会社になりました富士ゼロックスさんがフィルムとの連動が強くなってくると、またカラーの転換期がやってくると思われます。
 カラーマネジメントを行うには、各デバイス群が共通した色を示すことが必要条件です。例えば、ジャパンカラーの中でも、ジャパンカラー2001、スタンダードV2、新聞用(JCN)、JMPAなどさまざまな種類がありますが、自分のところの色だというような世界もあります。AdobeのRGBは印刷を意識した色基準ですが、カラーマネジメントをやるには、実際に、印刷色基準が明確であることという宣言が基本的な概念になります。また、モニターなどでも適切な診断ができるなど、デバイスの出力を安定させることや、キャリブレーションを通じて、日夜管理できることも必要です。
 カラーオンデマンドのカラーについて、「オンデマンド印刷は色はあきらめて売って、営業は色は保証して売ってくるな」という意見が出ました。入稿もいい加減なものが多く、印刷物をどこで刷るかを想定していない仕事が多いのです。わたしのところで、DC8000が2台とCDT60V、エクセレントがありましたので、これらの出力サンプルを出して、測色してみました。作業中の工程を止めて、出荷する状態のチャートを出して、生の数字を出してみましたが、非常にいい値が出ました。60のエクセレントは2台測色しましたが、色の再現は難しいという結果が出ました。CMSは将来的に本格的にやっていけると思いますが、8000と60Vのサンプルを比較した場合も両者の違いは非常に大きいなどの結果から、いろいろな機種を統合的に管理するのは今は厳しそうだという面持ちでいます。
 富士ゼロックスの開発については、まずキャリブレーションはどのぐらいの頻度でとればいいのかをエンジニアに聞きました。紙が変わるごとにキャリブレーションを取りなさいとのことでしたが現実的に無理ですし、開発担当の話を聞いた印象では、CMSに関することはまだ模索している段階のようでした。今後の製品に期待できればと思います。
 レーザープリンターに関しては、カラーマネジメントで紙にどういう色が発色したか、CMSでは紙にのった状態のものを何とかして測色して、製品にきちんときれいにのっているか、色は合っているのかなどの問題が挙げられます。
 最後に今後の活動についてですが、FFGSさんのI-ColorQCというシステムやカラーオンデマンドに対するアプローチを十分調べていきたいと思っています。また、RGBの入稿の色対策について、お客様の求めるものに近づけるように調べていき、皆さんにご報告していきます。これからも、非常に大事なカラーマネジメントについて情報発信していきたいと思います。
 

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石川特殊特急製本株式会社 石川 幸二氏
 以前、カラーオンデマンドでODP商材ということで発表させていただきましたが、今回は完成に近い状態まで持ってくることができました。
 商材としては、屋外型の広告の応援グッズです。前回の時は、小さいサイズでしたが、比較的大きめのもので作らなければいけないことが判明しましたので、今回はiGen3でプリントすることにしました。この商材のいい所は、紙芝居に非常に近く、コンパクトに畳むことができるということです。基本的には、100分割でも1000分割でも可能だと思います。1000分割を統一した画像にするというのは、非常に難しいと思いますので、裏目はバリアプルで自分のポジションを位置するものをプリントしております。
 1年間、試行錯誤を繰り返しながらチームで活動してきましたが、来期も継続したいと思っております。
 

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株式会社東京文久堂 林田 桂一氏
 最初にお詫びを申し上げます。中間発表でバリアブルデータをクリーニングする上での課題を発表しましたが、それ以降研究を進めていたところ、新たに現場との要求がずれていることが判明いたしました。しかし、住所正規化を解消しようということで「Address Correct」、「住所正規化コンバータ」「DTPSpider」の3つのソフトを検証いたしましたので結果を発表いたします。住所を正規化するには「Address Correct」が最適だと思います。しかし、導入にはソフト本体が40万円、年間24万円の管理費用が掛かるためコストが高くつきます。採用するには、負担が大きいと判断しまして研究会からの推薦は取りやめといたしました。「住所正規化コンバータ」は値段もスタンダード版で84,000円、データ更新84,000円と非常にリーズナブルな価格です。しかし、操作が難しく、安いバリアブルプリントをこなすには不向きなソフトでした。
 富士フイルムシンプルプロダクツ様の「DTPSpider」は本来は目的が違うソフトです。価格は39万円でワードやCSVやエクセルなどのデータを変換してInDesign等に流し込めます。100種類くらいのデータ変換のアイコンがあり色々な組み合わせができます。 データを変換するところが非常に面白く、このアイコンを変換したい場所に置くだけで、簡単に変換できる所に魅力を感じました。
 そこで、一部だけ販売できないかと、元創立者顧問の平田さんに相談いたしました。非常に興味を持っていただき、色々な分野に対応でき売れるのではないかと言っていただきました。CSVをきれいなエクセルのデータに変換したり、モリサワのMCDツールや、他の自動組版ソフトにも前段階処理として有効利用できるようにと要望を出しまして現在、FFGSさんから検討中とご連絡をいただいております。メーカーさんにも非常に興味を持っていただいております。この後は若い方に継いでいただき、来年は製品化できればと思います。ここでこの研究は終わりにしまして、来期は別の研究をできればと思います。
さい。
 

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中西印刷株式会社 中西 秀彦氏
 今回は、オンデマンド印刷の現状と未来について研究させていただきます。オンデマンド商業出版は、いくつか実例があります。既存絶版本の再刊といわれるプロジェクト。しかし、実際にはオンデマンド印刷されていないのが現状です。コンピュータのデータベースにためておき、必要な時に刷るという形式の出版。これはビジネスモデルとしては効果を上げていると思います。
 これから10年の間で殆どの本が電子化されます。紙の本の意味をなくすようなプロジェクトが、次々に出てきています。最近の本は100%DTPで作られて、電子データになっています。
 このあたりをいかにオンデマンドに取り出すかという話ですが、唯一成り立っているオンデマンドの需要でフォトバックといわれるものをお話します。ページ数、デザイン、サイズすべて同一です。ただし、コンテンツだけは違います。あくまでも定型で内容だけ変えている究極のバリアプルプリントです。バリアプルプリントというのは、1枚ずつそのお客様の要求に合わせて内容を変えていくことです。オンデマンドではそれが可能です。 
 細かい注文をまとめて大きな商売にする、これはインターネットが可能としたロングテールビジネスモデルです。デジタル出版業が成立するには受注システム、制作システムを一体化させ、自動受注、自動配本システムの構築が必要になると思います。 
 今までは売れ行きの高いものから上位10本だけを相手にしていました。2割の得意先が8割の利益を支える2:8の理論。我々はずっとこのビジネスモデルを頭に置いていました。しかし、Web 2.0ロングテールビジネスが出現しました。テールの部分ばかり集めて、全体としての量を確保すればビジネスが成り立つ可能性が出てきました。営業がやってきたことをインターネットで自動的にやらせて、ロングテール部分を集める。売れ筋部分とロングテール部分を比べたら、結局同等以上になるのではないでしょうか。
 オンデマンドの市場というのは、まさにロングテール部分です。今まで全く市場として顧みられなかった所に新たな市場を見いだす。これがロングテールでオンデマンドビジネスであるということが理解できます。
 そこで、来年のテーマでもあるハイブリット出版の実現です。初版をオフセットで印刷、再版以後はオンデマンドで細かく刻む。これを出版社に提案できないかと今考えております。オフセット印刷の常識を引きずると、ビジネスは成り立たちません。全く違うビジネスモデルを作るべきだということが、6年間に渡りましたオンデマンド印刷出版ビジネスの結論です。どうもありがとうございました。
 

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熊本コピー株式会社 田村 公一氏
 全体的に網羅するSFAの標準化のソフトはないだろうかということで、SFAソフトをこの一年研究しました。
 基本的なSFAのベンダーを株式会社カイエンシステム開発様の「BizMagicCRM」を通して説明させていただきます。基本は顧客情報、SFA、案件情報です。ナレッジマネジメントに関しては、ドキュメント関係、情報関係。あとは、グループウェア、スケジュール関係、マーケティング関係。この4本柱が融合して顧客情報として機能しています。利点は、日報・資料作成の作業の軽減、事務手続きの効率化、状況確認の容易さと状況判断のスピード化です。
 SFAのソフトの一番の売りは、戦略的な問題と戦術的な問題が同時に解決できることです。一元顧客情報管理ができ、戦略が立てやすくなっています。簡単な登録で営業案件ごとにプロセス管理ができ、案件状況が把握できます。シナリオをつくるチームセイリングは情報の共有化ができ、仮説検証型営業活動の管理ができます。今まで取りこぼしていた商談が、受注につながったという実績がみられます。
 SFAのツールについて研究をしてきましたが、デメリットもあります。本来のSFAは組織営業力のスケジュール管理として、低価格のツールを使用し、結果報告までというように考えていました。しかし、思った以上に価格が高くなり、導入するにはハードルが高いというのが問題点です。最適なものを各社答審し、選択する必要があると思います。
 SFAの営業管理、プロセスマネジメントという視点からいえば、考え方は進歩してきたものがあります。このノウハウをシステムを使わず、アナログでも営業マネジャーとして生かしていければと考えております。SFAは今回をもって一区切りをつけさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
 

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株式会社東京文久堂 高橋 保氏
 
CVMの再確認と営業の動機付けを行い、メンバーごとにターゲットを決め活動を再開しました。ビジネスモデル構築上のポイントを纏めてみましたので発表します。スタートの時点で迷ったのが、ターゲットの決定です。まずは既存の顧客からやりましょうということになりましたが、小さな市場規模の顧客ですと、結果のリターンが少なく効果は低いのではないかとの意見もありました。
 ビジネスモデルの検証というフェーズになった場合、上司が一度は内容を確認し、すぐにお客様に提案することがポイントだと思います。それをきっかけにしてお客様の考えや経営課題を引き出すツールとしての活用法もあると思います。
 実際の提案となりますと、営業企画や販売促進部門の決裁権のある部門長クラスへの提案が重要です。また、お客様によっては、ビジネスモデルの価値を見いだせない人もいます。その場合は違う部門や他の競合先へアプローチするなど、矛先を変える展開も有効です。
 最終的には同業界にて水平展開できるビジネスモデルを構築したいと考えています。来期ですが、CVMの活動を継続し、成功や失敗等の事例を集積してデータベース化して、定期的に見直しをする流れで活動を続けていきたいと思います。
株式会社トーチョウ 行方 秀和氏
   既存客にターゲットを絞りチームを結成しましたが、既存客から情報を得ることが難しかったですね。最大の武器はビジネスモデルを作りだと思い込み、提案すれば仕事が受注できるのではないかと思っていました。その為、完璧なビジネスモデル作りに気持ちが動き、情報がうまくビジネスモデルに乗せられなかったと思います。<br>
 経験して感じたことは、ビジネスチャンスはおのずと見いだされてくるものだということです。そして、ビジネスモデルは時間をかけて作るものではなく、お客様からの情報をより得ることが大切だということです。
株式会社ムサシ・ユニシステム
依田 清氏
 
 弊社ムサシ・ユニシステムはルートセールスをメインとしており、開発型の営業が弱い企業体質といえます。2年前に60Vを導入しまして、直接ユーザーを開拓できる営業に変わっていこうではないかと進めております。実際には、ユーザーをターゲットにして分析しましたが、ビジネスモデルを作るまで至っておりませんが、各自が抱えているメインのユーザーが今どういう状態なのか、また、市場において企業がどういった方向性を持っているのか、分析するようになったと思います。このような経験をこれからの営業活動に生かせればと思っております。
 

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みつわ印刷株式会社 渡利 孝由氏
  まずは、ユニバーサルデザインのことでご報告しておきます。先々月、文部科学省へ行った際、現在、国会で審議されている教育基本法について説明を受けました。そこで、教科書会社の著作権が得られまして、来年は、今年の1.5倍の教科書が発行される予定です。
 来年度は、文部科学大臣が代わりましたので、また機会を設けて、いろいろなことでお願いしようと思っています。去年は40タイトルですから、今年は1タイトル増やして41タイトルのユニバーサル文庫を筑波大学に寄付させていただくということで、タイトルを選んでもらっているところです。
株式会社 富士ゼロックス総合教育研究所
吉岡 七五三氏
 
 「経営者という観点から、今後『儲けの構造研究会』という名前でやりたいと思っています。会員の皆様が取り組んでいらっしゃる DSFも"オンデマンドで儲けるための仕組みづくり"について、我々もやっていきたいという意味で、活動方針の中に『経営課題』を抽出して全員で討議、解決策を見出していきたいと思います。
 『強み・弱み』という自社の分析研究については、SWOT分析などを勉強して自社で横展開すること。ある会社によると、悪い例を告げて、自社の強さ・弱さを再検討してやらない限り、今後、経営は厳しくなるという話をよく聞きます。このことから、どういう方法があるのかもシリーズでやっていきたいと思います。
また、一つのテーマを継続してやること、ほかの業界のトップの営業がどういうことをやっているかを、経営者の立場で聞いていただきたいということも考えています。
 最後に、一番にお願いしたいことが、『伝わる、わかる、儲かる文書作成コンテスト』の実施の件です。目的は、自社の営業がお客様のところへ行き、我々はこういうチラシやカタログでドキュメントの基準をベースにしていろいろとやっているという提案の形をつくることです。
 これをベースに理論的なバックアップをしながら営業展開をする、いわゆる提案型営業をやっていきたいのです。例えば、CVMもいい切り口ですから、次に制作物はこういう形でやっているということをお客様に提示するのがよいのではないでしょうか。例えば、性格により人をA、B、Cの3つのタイプに分けた場合、Bタイプの人にはこの色を使ったチラシをつくるべきだという理論付けをしながら説明していく。クライアントからこれをつくれ、あれをつくれ、こういう色にしろということではなく、それぞれのタイプに分けて理論付けしながら発信できるように、"できる営業"、"できる会社"を目指していきたいのです。
 これにつきましては、マーケットの基本を研究しているゼロックスの方に講師になっていただき、3、4回シリーズで説明していきます。 
 今後は、このように理論をベースにしながら、自分たちの営業が提案できるものを、社長として会社から展開できるような形にしたいので、『儲かる構造の研究会』に、社長だけではなく、ぜひ営業部長などにも入っていただき、オンデマンドのマーケットを我々がつくり上げていくんだという意識を持ってやっていきたいと思います」。
 

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株式会社広工 鈴木 俊哉氏
 最初に中西会長からお話がありましたように、DSFの会はきちんと形になっている気がしております。また、広島にもかかわらず、ご足労いただき本当にありがたく思っております。来年の発表大会は軽井沢とのことですが、本日参加していただきましたメンバー以上に多くの方に参加いただければと思います。本日はどうもありがとうございました。
 

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