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DSFとは
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デファクトスタンダード
研究会の運営方法
事務局の役割
2009年 DSF総会: 2009年2月6日(金) 品川epicenterにて



 会長挨拶、事務局長挨拶
 会長挨拶: 株式会社東京文久堂 林田桂一氏
 事務局挨拶: 富士ゼロックス株式会社 小林雅春

 会計報告、2009年度活動計画・理事会決議事項報告
 会計報告: 株式会社広工 常務取締役 品川憲三氏
 2009年度活動計画・理事会決議事項報告: 株式会社東京文久堂 代表取締役社長 林田桂一氏

 研究会・コラボレーション会発表
 営業人材開発: 東陽青写真工業株式会社 取締役事業部長 亀田直樹氏
 ODPグラフィック: 石川特殊特急製本株式会社 常務取締役東京支店長 石川幸二氏
 Web テクニカル: 株式会社トーチョウ 代表取締役社長 白橋明夫氏
 経営者の会: みつわ印刷株式会社 代表取締役社長 渡利孝由氏
 社会貢献活動: 株式会社東京文久堂 代表取締役社長 林田桂一氏

 閉会挨拶、新会員挨拶、富士ゼロックスご挨拶
 閉会挨拶: 株式会社日本工業社 代表取締役社長 米田和秀氏
 新会員挨拶: 東洋美術印刷株式会社 代表取締役社長 山本久喜氏
 富士ゼロックスご挨拶: 富士ゼロックス株式会社 プロダクションサービス営業本部長 栗原博


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会長挨拶(株式会社東京文久堂 代表取締役社長林田桂一氏)
株式会社東京文久堂 代表取締役社長林田桂一氏  

 いつもと勝手が違いまして、こう仰々しくやられると緊張してしまいます。今日は景気の話はしません。
 突然ですが、皆さんは春を感じていますか?何故いきなりこんな話をするかと言いますと、実は、弊社は私の妻が専務なのですが、妻が社内で正月飾りをしたり、2月は節分で豆まきの豆を社員全員に配ったり、3月は雛祭りのお飾りをしたりと、社内を季節ごとに変えてくれています。余裕の無い私だけではなく、皆さんもあっという間に時間が過ぎて、季節を感じずに過ごしているかと思いますけれども、当社の場合は季節を感じながら、売り上げを感じながら、今年もまだまだ良くないなと、まだ寒いかなと、冬を感じながら、春を目指して頑張っている次第です。
 今日、ここに集まっている方々は、特に印刷複写業界のトップの会社の方が来られていると思いますので、売り上げが減ったとか、利益が無くなったという方は1人もいらっしゃらないと思いますが、当社もやっと営業が育ち始めました。当社には商品ヒアリングシートというのがありまして、お客様の意向を根掘り葉掘り聞いてくる手法を取らせています。「何時」「誰が」「何処で」「何を」「何の為に」印刷物が必要なのかを聞いて受注してこいと言っています。これをもう3年以上やってきていますが、最近、この方法がようやく実ってきました。
 ちょっと事例を言いますと、ある保険会社から印刷物を受注していましたところ、印刷は弊社ですが、配送は配送専門業者に発注されているようでした。我々はバリアブルプリントをやってますので、配送はお手の物ですよね。それで、私は営業に「配送をどうしているか聞いてこい。」と言いました。そうしたら「配送なんてのは配送専門業者がやってるから、勝てっこないですよ。」と言ってきましたが「とりあえず聞いてこい。」と言い聞かせて行かせたところ、ニコニコしながら「取れました!」って帰ってきたんですよ。
 お客様は「お宅も配送やってるの?知らなかったよ。ってことは、配送業者に出さなくて良くなるから、安くなるんだね。」というのです。正に、お客様に色々と聞いて、お互いに初めて分かった、というような事でした。これからは、こういう事例が沢山出てくると思います。これは、うちの会社が伸びたという事だけではなく、この時世と言いますか社会が、何かをしなければいけない。このままではいけないという状況になってきているのだと思います。ですから、提案が生きた形で受け入れられる状況だと思います。我々が研究している営業とか、商材とか、ウェブが本当に生きてくる時だと感じております。今年は更に実り多く、是非とも研究会が成功しますように祈りまして、挨拶とさせていただきます。
 

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事務局長挨拶 (富士ゼロックス株式会社 プロダクションサービス営業本部 計画部長 小林 雅春氏)
富士ゼロックス株式会社プロダクションサービス営業部
計画部長 小林 雅春氏
 

 いつも本当にお世話になっております。DSF12年目。新体制2 期目という事で、林田会長は景気の話はされませんでしたが、一応軽く弊社のお話をさせて頂きますと、当富士ゼロックスの親会社、富士フイルムホールディングスは、先週決算の見通し発表がございました通り、やはり非常に苦しいですが、全体の営業利益が300億円でした。これは、富士ゼロックスも含めてです。当富士ゼロックス単体ではどうかと言いますと、下方修正は致しましたけれども、営業利益が600億円でございました。つまり、手前味噌ですが、富士ゼロックスが支えているという形になりました。もちろん、富士ゼロックスもある部分減収減益は事実ですけれども、このプロダクション事業だけは、なんとか成長の路線をキープしています。これも本当に、このプロダクションを支えて頂いております皆様方、正にデジタルプリンティングの基礎を作って頂いた皆様方のお力ということで、誠に感謝しております。
 恒例ですが、皆様方のボリュームをお話したいと思います。去年、2007年度と2008年度を比較したところ、白黒はフラットです。色々なお客様のプラスマイナスはございますけれども、トータルとしてはフラットです。それでは儲かってないじゃないかとなりますけれども、実は全体から言うとですね、白黒のボリュームというのは、90%以上あるんです。それからすると、頑張って頂いているという事でございます。もう1つ、カラーの方ですけれども5%伸びています、領域的には小さいですが、予算の多い分野での5%の伸びは、非常に頑張って頂いている状況でございます。こういった皆様方のお力が、富士ゼロックス全体の成長を牽引して頂いており、感謝に絶えない気持ちでございます。
 最近は複写機メーカーも多く、当たり前のものになっていますので、他社メーカー様も皆様方にアプローチしてきているかと思います。値段が安いとか、機能が良いとか、色々魅力的な部分もあるかと思いますが、是非とも引き続き富士ゼロックスをお使い頂きたい。そう思う次第でございます。「それじゃ、富士ゼロックスは何をやってくれるんだ?」という事になりますが、ここは逆に、ストレートにご要望を言って頂きたいです。私どもとしては、機械・ハードだけじゃない、色々なサービスを提供させて頂き、皆様方の笑顔、元気なお姿を拝見したいと考えております。誠心誠意、対応させて頂きますので、スローガンの「Your partner anytime.」の通り、常に皆様方のパートナーでありたいと思っております。そのためには、やはり皆様方と如何に接点を増やすか、という所が非常に重要になってくるかと思いますので、遠慮なくご要望をお話頂き、末長いご指導ご鞭撻の程をお願いしたいと思います。
 

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会計報告: 株式会社広工 常務取締役 品川憲三氏
株式会社広工 常務取締役 品川憲三氏  

 今回は鈴木が欠席を致しまして大変申し訳ございません。代わって私から会計報告をさせて頂きます。鈴木から細かいレジュメは預かっております。
 2008年度収支報告ですが、新たな仲間が増えておりまして、正会員年会費は微増となりました。07年度については設立10周年という事で、年会費の他に2万円頂戴しておりましたが、協賛会員年会費については変動はございません。賛助会員年会費は富士ゼロックス様から口数を増して頂きました。
 予算会計報告です。昨年は富士ゼロックス様からも補助金をいただきまして、結果的には繰越金を確保できた状態です。
 研究会活動費は、5つの研究会が活動しており、前年比予算増額でした。また、懇親活動費も同様に増額でしたが、全体としては予算内で納まりました。研究会は非常に活発な活動がされて、全国発表大会でも活動成果が高く評価されておりました。
 続きまして、会計監査の方ですが、事務局より通帳、領収書等、各証票、の提示をいただきまして細かく精査致しまして、間違いなく会計処理が行なわれたということを確認し承認いたしました。
 今年は特別大きな事業計画もございませんので、会費は従来通りとなります。皆様、ご質問等、問題がなければ拍手をもって承認を頂けますでしょうか。(一同は拍手にて承認)以上で会計報告を終わります。
 

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2009年度活動計画・理事会決議事項報告: 株式会社東京文久堂 代表取締役社長 林田桂一氏

 理事会決議事項ですが、1月28日に熊本で理事会を開きまして、役員の任期が1期2年でしたので、一旦終了とさせて頂きまして、新たに1期2年、昨年と同様のメンバーの7名で2年間やらさせて頂きますのでよろしくお願いします。
 活動方針ですが、今年度の活動の編成に関して理事会で打ち合わせましたところ、昨年度同様の3つの研究会チームとコラボレーション型の2本立てでいく事で決定致しました。内容としましては研究会は「Web テクニカル」「ODP グラフィック」「営業人材開発」。コラボレーションは「経営者の会」「社会貢献活動」です。リーダーと担当理事に関しましてはレジュメをご覧ください。
 テーマについてですが、「ODP グラフィック」と「営業人材」に関してはある程度固まっているそうです。「Web テクニカル」に関しては方向性が固まっているようですけれども、人数が多いものですから、もし、別のテーマでやりたいという方がいらっしゃいましたら挙手して頂きまして、賛同する方がいらっしゃれば、もう一つ分科会を設けたいと思っております。別の研究会を立ち上げたいという方がいらっしゃいましたら、遠慮なく申し出てください。DSF は全員が研究会に入って活動するというのが趣旨ですので、やりたい事がございましたら、自ら研究会を作って頂きたいと思います。
 それとですね、「経営者の会」「社会貢献活動」は全員参加型になっているのをもう一度お知らせしたいのですけれども、特に「経営者の会」は非常に為になる会に成長しております。私もなるべく参加するようにしておりまして、出席すれば必ず何かを得て帰ることのできる会だと、私は思っております。ですから、経営者の方だけではなく、社員の方々も時間の許す限り参加して頂きたいと思います。「経営者の会」は「儲けの構造研究会」という別名があるくらいですから、是非、何かのきっかけを掴んで頂けたらと思っております。

 

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営業人材開発: 東陽青写真工業株式会社 取締役事業部長 亀田直樹氏
東陽青写真工業株式会社 取締役事業部長
亀田 直樹氏
 

 先ほど研究会のミーティングで、挨拶が非常に固いと言われたのですけれども、これが私のパーソナリティなので、固く聞こえるかもしれませんが、よろしくお願い致します。
 まず、今年度の活動のビジョンなんですけれども、基本的にはもう自主運営という事でやって参ります。最終的な目標と致しまして、参加メンバーが何かを得られる会であることを目指しております。そして、メンバーも含め、皆様から、高い評価を受ける価値ある研究活動を目指して行きたいと思っております。
 対外的に2009年は一体何をやるのですか?というところなんですけれども、去年の活動に引き続きになりますが、10年間も活動し続けているDSFの冠が付くような、独自のオンデマンド印刷人材教育コース、もしくは検定作りと言ったものの実現を、今年は目指して行きたいなと考えております。
 ですから、紋切り型の教育ではなくて、皆様方が些細な事で困っている事を解決するような、本当に実のある教育をやっていきたいと思います。
 例えば、こういう時はどういうソフトを使えば良いんだろうか?とか、どういう商材をお客様にアピールすれば効果的なのか?とか、そういう事を含めた、本当の意味で実務が改善される教育を目指したいと思います。
 そのためにですね、今年も皆様にアンケート等をお願いする事もあるかと思いますけれども、その時は是非、ご協力の程をお願いしたいと思っております。今年も一年頑張りますのでよろしくお願い致します。
 

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ODPグラフィック: 石川特殊特急製本株式会社 常務取締役東京支店長 石川幸二氏
石川特殊特急製本株式会社 常務取締役東京支店長
石川幸二氏
 

 研究会の名前が変わったんですけれども、内容的には大幅に変更はありません。そんなに変わった商材も、ちょっと今は出てないんですけれども、先ほど8名で話をした感じではですね、もう1回DMの商材、以前トライして実現できなかった商材ですね。途中までいったんですけれども、なかなか商品にならなかったDM関係をやっていこうかなと思っております。オフセットでは作りにくいような、ちょっと加工した感じの、変わった商材を作っていきたいと思っております。
 他の商材としては、色々難しいかも知れませんけれども、教育・学校関連の商材を作っていこうかなと思っております。今出てる商品としましては、シールですね。お名前シール。これは生活感溢れる商材といいますか、他の商材としては、色々難しいかも知れませんけれども、教育・学校関連の商材を作っていこうかなと思っております。今出てる商品としましては、シールですね。お名前シール。これは生活感溢れる商材といいますか、
 その他の商材に関しては、中間発表までには商材のだいたいの概要というのは出せると思います。基本的には売れる商材を目標に、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
 

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Web テクニカル: 株式会社トーチョウ 代表取締役社長 白橋明夫氏
株式会社トーチョウ 代表取締役社長
白橋明夫氏
 

 2007年、2008年に引き続き、今年もWebテクニカル研究会のリーダーを勤めさせて頂く事になりました。よろしくお願い致します。今年でリーダーも3年目でございます。先ほどのミーティングで皆さんにお話をしたのですけれども、あまり同じリーダーが長くやっていてもしょうがないので、今年1年でWebテクニカルの総括をし、そして、次の研究会に向けたリーダーを、皆さんの中からお選び頂きたいというお願いをさせて頂きました。
 2007年は Web to Print の概要について1年間かけて勉強をさせて頂きました。そして、仙台でも発表させて頂きましたけれど、Web to Print とデバイスを繋ぐ部分のシステム検証を実際に各社さんにして頂いて、貴重な事例を発表させて頂いたのは、皆さんも記憶に新しい事だと思います。
 昨年までは技術的な部分。デバイスに結び付くところを勉強してきましたけれども、今年は3年の総括として、クライアントの立場にから見て、Web to Print をどうしたら良いかを、1年かけて勉強していきましょうということでポイントを3つ挙げました。
 1つ目がクライアントと Web to Print を結ぶエントリーの部分、2つ目は、そこからどういう風に業種をセグメントしていくのかのモデルプランの作成。そして、3つ目はそれに必要なマーケティング、アプローチの手法の確立。この3点について、今年は皆さんと一緒にやっていきましょうと、先ほど確認をさせて頂きました。
 今日お集り頂いた方は22名いらっしゃいましたが、Web to Print を既に導入されている会社さんもあれば、これから導入したいという会社さんもございました。導入されていない会社さんは、お客様に対してアプローチをして、この1年で1例でも Web to Print の実例を挙げましょう。既に導入されている会社さんは、改善事例を1 例はでも挙げましょう。というお話を致しました。その結果を10月の発表大会で皆様にご報告をさせて頂きたいと思います。また、今年も1年間しっかりとやっていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
 

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経営者の会: みつわ印刷株式会社 代表取締役社長 渡利孝由氏
みつわ印刷株式会社 代表取締役社長
渡利孝由氏
 

 「経営者の会」は全員参加型で、「儲けの構造研究会」の別名もありますので、今年もまた各方面の色々な方を呼んで、経営のヒントになるような話を、また沢山やっていきたいと思います。
 先ほど皆さんと話をしてましたら、色々な話が出ましてね。うちの研究会でもWebですとか、営業の人材開発の話も出てきます。それから、携帯電話がこれだけ普及しておりますから、これからは携帯電話を使ったビジネスはどんな事があるんだろうといった話も出ます。印刷会社は既に印刷だけでは食べられない時代だとか、色々出ています。
 今年も月に1回位は集まる予定でいますので、是非、大勢の方に参加してもらって、帰りには何らかのヒントを持って帰れるような会にしたいと思っております。研究の題材はこれから色々考えますので、大勢の方に参加してもらいたいと思います。また、今年1年よろしくお願い致します。
 

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社会貢献活動: 株式会社東京文久堂 代表取締役社長 林田桂一氏
株式会社東京文久堂 代表取締役社長
林田桂一氏
 

 昨年は71校、7社で10校ずつ寄贈いたしました。印刷をして、製本をして、配送までです。今年もなるべく、地元に近いところを優先して対応するようにしたいと思いますが、広工さんは、地元の学校に寄贈されてから、更に色々な所にも寄贈されまして、取材もあったそうです。
 今年に関しては、これから皆様にお配り致しますけれども、拡大本の寄贈の件に関して、仕様をまとめてお持ちしました。今現在エントリーして頂いている企業をちょっと読み上げます。みつわ印刷さん、広工さん、日本工業社さん、熊本コピーさん、オンデマンド印刷さん、パイオニアメディアクリエイトさん、それと弊社ですけれども、参加しても良いという企業、いらっしゃいましたら、事務局の方に参加の旨をご連絡ください。
 今回の内容としましては、昨年寄贈しました、漢字本のリニューアルなんですけれども、小学生の1、2、3年は書き順を追加致しました。4、5、6年はフォントを若干変更しまして、読みやすいものにしました。中学生もフォントを変えて作ってあります。これは全て北海道のふきのとう文庫さんに作って頂いております。
 高校生のものは、去年は憲法の拡大本を作ったんですけれども、今年は何にしようかと非常に悩みまして、オバマ大統領の就任演説を日本語と英語で作るということに決めました。今回はこれでいきたいと思うんですけれども、次年度も是非続けていきたいと思いますので、色々をアイディアを出していこうと思っています。
 今出ている案では、全国の市町村の漢字とふりがな。これがあると非常に嬉しいという声がありましたので、是非作りたいと思います。もし、盲学校等にお知り合いがある方ですとか、情報を得られる方がいらっしゃいましたら、どんなものが欲しいのかという情報収集もして頂けたらと思います。
 実はふきのとう文庫さん自体も、かなり行き詰まっていると言いますか、作るのが大変らしく、制作もDSFでやってもらえないか?という話も出てきていますので、これからは、ただ印刷するだけではなく、需要に合わせて色々と協力しないと続かない状況にきているのではないかな、と思っております。
 今回、熊本コピーさんも参加されるにあたって、「独自の協賛を入れてやりたい。」「メガネ屋さんと協賛をしてやりたい。」と言われておりました。我々はボランティアですので、どこと協賛をされても構いません。奥付も「DSF」と「ふきのとう文庫」が入っていれば自由に変えて頂いて結構です。自分の会社名が入っていようが良いです。地元のPR にも役立つと思いますので、うちもできるという会社さんがいらっしゃいましたら、事務局にエントリーをして頂けますでしょうか。よろしくお願い致します。
 

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閉会挨拶: 株式会社日本工業社 代表取締役社長 米田和秀氏
株式会社日本工業社 代表取締役社長
米田和秀氏
 

 本日もつつがなく総会が終了致しました。特に新しく参加された方、本当にありがとうございます。今日1日だけでDSFの全てが分かるはずがありませんが、出会った人の様子を見れば、とても良い会なんだという事は感じ取って頂けたんじゃないでしょうか。是非、次回のスケジュールも決まっておりますので、まずは1年黙ってやってみたらいかがでしょうか。
 実はですね、今日、始まる前に岡山の友野印刷の息子さん、若干34歳の方とお昼をしながら、実はWBS(ワールドビジネスサテライト)で数年前にオンリーワン卒業アルバムというので取材をされたという話を聞きました。内容的には、卒業アルバムの共通の部分を学校が作り、あとは個人がそれぞれ好きな写真を、自分がパソコンで作るシステムでした。その他にも非常に若いスタッフが色々な商品を開発してるそうです。ただ、ご多分に漏れず親父との仲がしっくりこないとか、色々な悩みは持っていらっしゃいました。そんな彼に、DSFをご紹介しましたところ、今日はどうしても予定が合わないとのことで、今回は参加されませんでしたが、私はこんな風に色々な印刷業界、もしくは複写の業界の仲間にですね、DSFは素晴らしいよと宣伝させてもらっています。
 さて、今日の篠原先生のお話も含めるとですね、我々はやっぱりお金の問題が毎度の課題で、かなり大きいのではないかと思っておりまして、色々な会で新年にお配りした資料を、DSFでもお配りしたいと思います。
 まずはですね、去年1年で私が体験した事で気付いた事をやってみるという訓練をしました。社員からはまた思い付きですかと言われた事もありましたけれども、気付いたらやはり動いてみるということで、それもなるべく早く動く事でやってみました。例え失敗したとしても早く動いていればやり直しができるんですよね。それに、気付いたままやらないと、段々気付かなくなってしまうのかな?という怖さもあります。今年は、是非、皆さんにもやって頂いて、DSFで情報共有をできたら楽しいかなと思います。それってお金はかからないじゃないですか。ですから、是非、分科会でそんな事もして頂ければと思います。
 この「気付き」ですが、実は DSF 10周年の京都大会の時に、松下幸之助さんの記念館に行ったのですが、そこの館長とお話しする中で、幸之助さんが言っていた事だとお聞きしたんです。幸之助さんは、人間というのは必ず生成発展なんだと。黙っていればちゃんと伸びていくにも関わらず、それを自分たちで崩してしまっているんだと。自分の心の驕りがあると、必ず苦難という形で何か悪い事が起きて気付かされるんですね。
 参ったなと落ちていくと、次の「気付き」でもう一度頑張ろうとなるんです。ジグザグしながらも必ず伸びていくんだって話を聞きました。それで、何かに気付いても、すぐに行動する訓練をしておかないと、気付いたとしても落ちていくわけです。でも、すばらしいセーフティネットがありましてね。それは先祖であるとか、自分を支えてくれる人や文化がありまして、声をあげてお願いしますと言えば。必ず何らかの助けをしてくれるんですよ。DSFはこれだけ人が居ますから、憂いている場合じゃないですよね。必ず行動すれば結果が出るという事を、是非気付いて欲しいと思います。
 それとですね、これはコーチングの言葉なんですけれども、未完了の完了という言葉があります。例えば、皆さんも、やろうと思っているけれど、やっていない事ってありませんか。それと、やめようと思っているんだけれども、やめられない事ってありますよね。なるべく小さい事の方が良いんですが、なるべく小さい事をどっちかをやってみてください。私も実際にやってみたら、意外とつかえが取れてですね、その後がすっといく体験をしましたので、是非ともDSFのメンバーにも、そういう事をまずは1年、今年いっぱい続けてみて貰いたいと思います。それでは、今年も1年よろしくお願い致します。
 

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新会員挨拶: 東洋美術印刷株式会社 代表取締役社長 山本久喜氏
東洋美術印刷株式会社 代表取締役社長
山本久喜氏
 

 皆さん初めまして。私、東洋美術印刷の山本と申します。本当にノリの良い会ですね。弊社は東京の飯田橋にあります、どちらかというと商業印刷を中心にやっております。工場はオフセット印刷の工場が埼玉県にありまして、70年位の歴史のある会社でございます。実はゼロックスさんのオンデマンド印刷機は導入して7〜8年経ちますが、こちらの会をご紹介頂いたのは昨年でございます。昨年のちょうど4月頃でしょうか、鈴木さんに色々とご指導頂きまして。それで、こちらの会に是非という事でご案内頂き、今回参加させて頂きました。
 我々印刷会社ですと、メーカーのユーザー会とか結構参加する事になるんですけれども、受ける。受け身という形が多いんですよね。その中で、DSFは皆さんが積極的に参加されているというのが、今日は良くわかりました。参加してないと意味が無いんだなという事も良くわかりまして、我々も決してオンデマンド印刷のビジネスが成功しているわけではございませんので、どれだけお役に立てるかわかりませんが、皆さんに教えを乞いながら勉強させて頂きたいと思います。
 

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富士ゼロックスご挨拶: 富士ゼロックス株式会社 プロダクションサービス営業本部長 栗原博
富士ゼロックス株式会社 プロダクションサービス営業本部長
栗原博
 

 本日は大変遅くなりまして、大変申し訳ございませんでした。言い訳をしますと、月曜日に09年度、平成21年度の予算を社長の前で発表しないといけないんです。それがまとまらない。全然計画ができあがらなくて、土曜も日曜も出社しなければいけないような話になっていまして、それで遅れました。
 ところが、先ほど小林が弊社は黒字なんだと自慢をしていると申し上げたそうですが、とんでもございません。楽しているのは部下ばかりでございまして、厳しい現実が待っております。会長がいつもおっしゃられていますが、厳しい厳しいと言っても景気が良くなるわけでもないですので、厳しい中でも明るく、前向きに、知恵と工夫と我慢で、この時期を乗り切ろうと、そういう雰囲気をDSFからはひしひしと感じます。
 朝が来ない夜は無いと、何度も励まされているんですけれども、そろそろですね、皆で頑張れば遥か彼方に地平線からうっすらと明かりが見えてくるだろうと信じていますし、それまではとにかく、難局を一致団結して乗り切れば、近々耐えただけありましたという事が起こるのではないかと信じております。
 今日は、本当にお忙しい中、DSF総会にお集り頂きまして、本当にありがとうございます。今日お話頂いた事は皆さんでシェアしているかと思いますので、次の一歩その次の二歩につなげて頂ければ、私ども富士ゼロックスとしてもありがたいと思います。
 

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