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司会の飯塚G長 |
ご挨拶する林田会長 |
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ご挨拶する小林部長 |
スピーチする今野社長 |
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スピーチに聴き入るメンバー |
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発表する秋山リーダー |
発表する伊藤次長 |
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発表者を紹介する鴻村リーダー |
発表する木全様 |
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発表する青木リーダー |
発表する渡利リーダー |
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挨拶する麻生本部長 |
閉会の挨拶する米田副会長 |
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松島遊覧を楽しむメンバー各位 |
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松島ホテル一の坊宿泊 |
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さる6月29日「2012年DSF中間発表会」が、宮城県松島「ホテル一の坊」で開催されました。今年は、DSF発足15周年でもあり、昨年の東日本大震災からの復興を祈願し、宮城県松島での開催となりました。当日は、梅雨の合間の好天に恵まれ、中間発表会後の「松島遊覧」や翌日の懇親ゴルフコンペも大変楽しいひと時を過ごすことができました。
6月29日午前11時、仙台駅に名古屋から参加の生島理事や広島からの鈴木理事も含め参加者全員が集合し、バスで松島の「ホテル一の坊」へ出発しました。12時過ぎにホテル到着、全員揃って昼食となりました。
午後1時より「2012年度DSF中間発表会」が富士ゼロックス(株)飯塚さんの司会で開会しました。プログラムに従い林田会長の開会挨拶。今年も色々と厳しい年ですが、こんな時ほど「笑顔」を大切にして行きましょうと、元気になるご挨拶でした。
次に富士ゼロックス(株)小林事務局長の挨拶と続き、その中で今年3月以降のプリントボリュームは対前年同時期に比較して伸びてきています。従ってお仕事は確実に増加しつつ明るい兆候にあるので笑顔で行きましょう。と会長挨拶を受けた形となりました。
今回松島での開催ということで仙台の株式会社ユーメディア社長であり、前宮城県印刷工業組合理事長でもありました今野敦之氏に『東北復興に向けて』と題して、記念スピーチをお願いしました。今野様のお話は、始めに 2011年3月11日の震災に際して、DSFメンバーの方々からのお見舞金をわざわざ林田会長が仙台までお届け戴いたことについてのお礼がありました。
2011年3月11日の震災で約20,000名の死亡者・行方不明者がありましたが、いまだに新聞に死亡広告が掲載されています。まだ震災復興は終息などしていません。またその後の4月7日の余震は、3月11日よりも大きく、(株)ユーメディアでは、縦揺れ地震のため印刷機を床面に留めてあるアンカーボルトが折れて、27日間操業がストップしましたが、印刷ネットワーク「EPCジャパン」のお陰で、お客様からの注文は、滞りなく納入することができましたことは、本当に嬉しかったです。しかしそのため昨年度の決算は、創業以来始めて赤字決算になってしまいました。今年は黒字回復できそうです。印刷会社は、大きな被害を受けましたが、On Demand 印刷の会社は、一週間位で回復し、立ち上がりが早かった等々、震災当事者の生々しいお話をして下さいました。午後1時30分より中間発表開始です。
トップは、「営業戦略研究会」です。今年よりリーダーとなった山陽印刷(株)副社長秋山高秀さんが発表しました。印刷ビジネスのPDCAをまわす中で特にCAの部分が弱いと感じ、今年は、ODPグラフィック研究会とコラボしながら「全脳思考モデル」を使いソリューションを進めている様子や現在思案中の新しいビジネスとしてのWebベースのODPを活用したモデルを全国大会で発表すべく努力中との発表でした。
二番目は、「ODPグラフィック研究会」です。(株)アオキ・オフィスサービス営業部次長伊藤豊様が発表されました。「営業戦略研究会」とのコラボに際して「全脳思考モデル」の学習をし、顧客ニーズに合った商品開発に加え、効果測定実施後に市場導入するというものでした。独自の取り組みとして「AR」(Augmented Reality)という日本語にすると「拡張現実」ということに注目し、実際には有り得ないような奇抜な商品を開発するという内容でした。
三番目の「電子書籍サービス研究会」は、株式会社 コームラ専務取締役鴻村健司様の紹介で(株)三恵社木全俊輔様が説明をおこないました。印刷業にとって電子書籍は敵なのでしょうか。どのような書籍が、電子書籍に適しているのだろう等について進めています。
四番目は、「Webマーケティング研究会」です。(株)アオキ・オフィスサービス取締役青木慎吾様が、これまでシナジーマーケティング(株)やそこから独立した(株)ビジネス・アライアンスの協力を基に印刷物に結びつけるための販促ツールとも言えるWebを介したソフトウエアを紹介・勉強してきた経緯を説明。それらソフトウエアは、「らくらく顧客開拓」、「Web会議システム」、「空電」やいろいろと使える「予約システム」等々です。これらを使ってどんな成果に結びつけるか全国発表大会が楽しみになります。
次は「経営者の会」。いつものようにみつわ印刷(株)代表取締役社長渡利孝由様が発表されました。渡利様は、冒頭の林田会長のご挨拶で話された「笑顔」にちなんで「人は楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」という標語を紹介されました。確かにそうなのだと思います。また「『ゴメンナサイ』この一言が難しい」というのが素晴らしい言葉なので「ありがとう」と共になにかあったらこの言葉を発するようにおっしゃっていました。
最後の林田会長からDSF 社会貢献活動についての発表がありました。12年間社会貢献として弱視者向けに全国の盲学校へ大きな文字の書籍を寄贈してきましたが、その結果がどうなのか、初めて盲学校へアンケートを送って回答を頂いたところ70校へ送って45校から回答があり、どの学校も感謝して戴いて内容であったことが報告されました。この活動に1社でも多くのご参加をお願いしたいとのことです。
その後、富士ゼロックス株式会社よりPS営本長執行役員麻生本部長よりお礼のご挨拶をおこない、最後のDSF副会長の(株)日本工業社米田和秀様より閉会の言葉があり、中間発表会は、15分程早く終了しました。午後3時30分から桟橋へバスで移動し、午後4時からいよいよ松島湾クルーズです。
船を桟橋を離れると、桟橋にたむろしていた海鳥が、船を一斉に 追いかけてきました。その数50羽以上。船内では、船員さんが海鳥の餌となるカッパ海老センを配り始めます。カッパ海老センを窓から出すと、慣れた様子で海鳥達が手にあるそれを飛びながら食べて行きます。そんな風景が、15分ほど続きました。船の窓からは大小の松島の島々が見え、船内のスピーカーからは、一つ一つの島々のいわれについての説明がありました。素晴らしいお天気の中、1時間のクルーズは、アッという間に終わりました。
バスでホテルへ戻り、1時間半ほど時間があり、部屋で寛ぐ方やホテル自慢の屋上からの眺めが雄大な大露天風呂を楽しむ人など自由な時を過ごし、6時30分から夕食会が始まりました。
夕食会には、富士ゼロックス株式会社常務取締役栗原博さんも名古屋から駆け付け、DSFメンバーの方々と旧交を温めました。
翌日は、被災地見学グループ、懇親会ゴルフグループ、ゆっくり寛ぎグループと分れ、それぞれ日ごろの疲れを癒しつつ解散となりました。
ぜひ11月の全国発表大会に向けて各研究会の皆さま一層の努力により当初の成果を期待しております。では次回11月2日金曜日「横浜みなとみらい」でお会いしましょう。
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