2月8日(金)「2013年DSF総会」が、横浜みなとみらい「お客様価値創造センター/CVIC」で開催されました。今年も好天に恵まれ、寒さの中にも春の兆しが感じられる中での大会開催となりました。
午後1時半から総会はスタートし、DSF会長である(株)東京文久堂林田社長の開催の挨拶からプログラムはスタートし、事務局を代表して小林部長が挨拶されました。
小林部長からは、恒例のDSF会員のプリントボリュームの状況報告がありました。厳しい環境にも関わらず会員のボリュームは、
カラー、モノクロともに対前年二桁成長しているとの説明があり、会員各社が堅実にPODを伸ばしていることがわかりました。
総会はまず始めに、会計監査担当理事である(株)広工鈴木社長より2012年度の会計報告と2013年の予算の発表が行われ、全会一致で承認されました。
次に林田会長からは、全理事の留任と理事会決定事項、今年度のスケジュール概要などを説明され、今期から新規入会される福岡県久留米市の(株)丸信平木社長と青森県弘前市のやまと印刷(株)秋元様を紹介されました。様々な業界団体が会員を減らす中、DSFの様に会員が増えていくのは、いかに有効な活動をしているかがわかるとの力強いコメントがありました。
また、初代のDSF会長である京都の中西印刷(株)中西専務からは、DSF発足時に会の運営主旨として、単なるユーザー会にはせずに、POD分野でのデファクトスタンダード作りを目指すとのコンセプトをあらためて会員に説明されました。
この後、新規会員になられた丸信の平木社長と水口様、やまと印刷の秋元様からご挨拶をいただきました。
今期も各研究会は継続されますが、電子書籍サービス研究会が名称をオンラインジャーナル研究会に改称されました。
他の研究会は、Webマーケティング、営業戦略、ODPグラフィック、経営者の会で継続します。
社会貢献活動は、理事全員の活動として継続し、今期から(有)オンデマンド印刷生島社長が担当理事となりました。
生島理事は、今後林田会長に代わり、積極的に社会貢献活動に関わっていきたいと発表され、各理事や参加メンバーに対して、自社で持っているコンテンツや情報などの提供をいただけるよう、協力を要請されました。
まず手始めに、北九州の盲学校から要請されている、「漢字拡大本」と「English Word Book」を増刷して提供されるそうです。
DSFの今後の社会貢献活動が期待されます。
今回の特別講演は、中央大学大学院の特認教授である松原先生にお願いしました。松原様は公認会計士であり、経営コンサルタントとして(有)キュー・エム・コンサルティングの取締役社長でもあります。講演は、「あなたの事業はこの激変する環境に耐えられますか?」と題し、ビジネスモデルを見直して今後の成長への道をさぐる内容で、会員各社からとても参考になったとの感想をいただきました。
まず手始めに、北九州の盲学校から要請されている、「漢字拡大本」と「English Word Book」を増刷して提供されるそうです。
DSFの今後の社会貢献活動が期待されます。
最後に(株)日本工業社社長の米田副会長より恒例の総括をしていただきました。今後もDSFの研究会が新しい事柄にチャレンジ、今後もより多くのメンバーが研究会に参加して知恵を出し合ってこの会を発展させていきましょうと結び、総会は終了しました。
その後、会場をパンパシフィック横浜ベイホテル東急に移し、懇親会が開催されました。
懇親会では、各研究会リーダーからの今後の抱負などが発表され、和やかな雰囲気の中、楽しいエピソードなども披露され、とても賑やかな会となり、(株)広工の鈴木社長の絶妙な中締めで終了いたしました。
DSF中間発表会は、7月5日にCVICにて開催されます。
DSF事務局/中村重樹
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